荷物を投げ、叩きつける 動画でバレた佐川急便配達員の「行状」

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再配達が相当な手間

   専門家はもう一つ、「再配達」があるという。宅配個数の約20%が、不在のための再配達になる。トラックの走行距離の25%が再配達なのだと。また、通知を残し、連絡を受け、再度の配達で時間を指定するとか、これが相当な手間と時間を食う。12月は不在率も上がる。「イライラもつのる」というわけだ。動画の配達員も不在で戻るときだった。

   加藤浩次「東京では、車を停めるところがないとか、いろいろ大変なのはわかるが、それと荷物を叩きつけるのとは別」

   飯田泰之(経済学者)「同じ仕事をしている他の配達員は、やらないんだから。ネットショッピングは宅配が支えているから、その信用を傷つけると大きな問題」

   佐川急便の場合、先の元配達員の言っていた「壊したら、自分の責任」というところがカギだろう。現にそういうトラブルに遭ったことがあるからわかるのだが、危ういシステムの上に乗っているのは間違いない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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