「賭け麻雀」容認発言を撤回・謝罪した福岡・飯塚市長 全国からの抗議340件受けて

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   大胆というか、正直というのか、賭け麻雀が発覚して「賭けをしないで麻雀をする人が世の中に何%いるのか?逆に聞きたい」と開き直っていた福岡県飯塚市の斉藤守史市長がきのう26日(2016年12月)、一転謝罪し発言を撤回した。「その内容とは何でしょうか」と司会の夏目三久が取り上げた。

   斉藤市長は先週の22日(2016年12月)に副市長の田中秀哲氏らと平日の昼間、賭け麻雀をしていたことが明らかになった。会見で「金を賭けて(麻雀を)やっていたか」と聞かれ、悪びれる様子もなく「当然やるからにはそうですね」と語り、隣の田中副市長は「(賭け金は)1万円前後でしょうね。勝った、負けたがありますから。年間にするとほとんど大体トントンですね」と話し、時折、笑顔を見せていた。まるで冗談のような会見だった。

   しかし、きのうは副市長と並んで沈痛な面持ちで「誤った発言をしてしまったことを深く反省します。誠に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。麻雀については「賭け事は1円たりともしてはいけないことであり、市民の皆様をはじめ全国各地からたくさんお叱りを頂き、改めて事の重大さを痛感しております」と終始うつむき加減で述べた。

   先週の会見以降、市役所にはおととい25日(2016年12月)までに電話やメールなど340件の苦情や抗議が寄せられた。市では来月(2017年1月)の広報誌にお詫びの文書を各家庭に発送する。

辞職は否定、政治倫理審査会の辞職勧告には従う意向

   今後の自らの処遇について斉藤市長は「最後まで自分の課題としてあるものを処理して全力を賭して終わりたいと思っています」と辞職は否定した。だが、市の政治倫理審査会が辞職勧告をした場合は従う考えを示し、審査会の決定が出るまで給与の全額を受け取らないといっている。

文 一ツ石

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