「世界に一つだけの花」で幕引いたSMAP最後の夜 4時間48分のスマスマ最終回に反響かずかず

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   人気番組「SMAP×SMAP」の最終回がきのう26日(2016年12月)、放送された。超人気アイドルグループの歌や踊りだけでなく、料理やコント、旅まで取り入れたバラエティは、1996年4月15日の初回から20年929回続き、SMAPの年内解散にあわせて幕を下ろした。

   キャスターの菊川怜「一瞬一瞬を皆さんはどうご覧になりましたか」

   街で聞くと「青春まったただ中で、ずっと見てきました。アイドルがこんなことまでやるのかという番組でした」(30代女性)、「僕みたいな平凡な人間も曲に勇気をもらった」(35歳男性)といった声のほかに、「ごく自然で、SMAPを好き・嫌いというより、いつもいる感じだった」(70代男性)、「忙しい中でもみなくちゃという感じでした」(50代女性)などと世代を超えて反響がひろがっていた。

5人90秒間アタマ下げフィナーレ

   4時間48分の最終回は数々の名場面やヒット曲が流れ、最後は300万枚以上を売り上げた超ヒット曲「世界に一つだけの花」を5人が唄うシーンだった。歌い終わって90秒間、5人が頭を下げた。今回の視聴率はまだ出ていないが、先週まで20年間の平均は18.1%という。けさのスポーツ紙はどこも一面トップで「本当に終わった」「日本中からありがとう」などの見出しを掲げた。

   菊川「出演した時は雰囲気が緩いと感じましたが、撮り終るとちゃんと成立していました。どんなマジックがあるのかと思った」

   司会の小倉智昭「いやあ、芸能史上これまでにない番組だった。こんなアイドルグループはこれからもう出ないよね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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