週刊ポストが政治家の失言特集、一番酷かったのは誰だ!
さて、今年も政界では「失言・珍言」が飛び交ったが、週刊ポストがその中からいくつか拾っているので紹介してみよう。
不倫議員として名を上げた宮崎謙介氏が辞職の際にいった「人間としての欲が勝ってしまった」
一番お粗末だったのは弁護士出身の丸谷和也参議院議員のこの発言。「米国は黒人が大統領になっている。これ奴隷ですよ」。オバマ大統領でなかったら同盟を解除されても致し方ない暴言である。
熊本・大分地震を「大変タイミングのいい地震」と仰天発言した片山虎之助おおさか維新の会(当時)共同代表。
石原慎太郎元都知事の小池百合子批判「厚化粧の女に任せるわけにはいかない」発言は、一気に小池支持者を増やしてしまった。
中でも私は、麻生副総理のこの発言が許せない。
「90歳になって老後が心配とかいっている人がテレビに出ていた。いつまで生きてるつもりだよ」
政治家失格というより人間失格である。
業者から現金をもらったことがバレて辞任に追い込まれた甘利明前経済再生相が辞任会見で漏らした、
「政治家の事務所はいい人だけと付き合っているだけでは選挙に落ちてしまう」
本音すぎて、いい人なのだろうが政治家には向いていないのがよくわかる。
安倍首相の奥さん昭恵の発言「日本を取り戻すことは大麻を取り戻すこと」も、ベスト10ぐらいには入るだろう。
よく国民と同程度の政治家しかいないといわれるが、われわれはこれほどひどくはない。