煙と吸殻にハチ公泣く! 喫煙所撤去で渋谷駅前がひどいことに

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   JR渋谷駅前のハチ公近くにあった喫煙所が今月1日から撤去された。ところが次から次と喫煙者のあとが絶えずハチ公はけむに巻かれ、前の路上には吸い殻が散乱し無残な景観になっている。

   喫煙所を撤去したのは渋谷駅の再開発のため。喫煙所があった場所は女子トイレが設置される予定という。撤去後、「ここは喫煙場所ではありません」という看板を掲げても効果なし。

待ち合わせ場所から離れられず喫煙

   100メートルほど離れたモヤイ像近くなど2カ所に喫煙所はあるのだが、ハチ公前で待ち合わせしながらちょっと一服となるのだろう。番組リポーターが男性のポイ捨てを見つけ直撃すると、「元喫煙所だったし、皆がここに捨てているからいいのかなって」という答えが返ってきた。

   渋谷区では、朝6時半から午後5時までの間に1日3回も吸い殻の掃除を行っているが追い付かない状態。清掃担当者は「一夜明けた朝6時半はすごい惨状ですよ」と嘆き、ツイッターには「日本じゃないみたい」「抑圧しすぎるのも問題だと思っていたら良識ある喫煙者からしてこれはおかしい...」などと投稿されるほど。

   司会の羽鳥慎一の「現状を見ると、ちょっと酷いということですね」にコメンテーターの反応が微妙に割れた。

   住田裕子弁護士と玉川徹(テレビ朝日ディレクター)は罰金など罰則強化を主張する。

   一方、俳優で気象予報士の石原良純は「僕はタバコは吸わないけド」と前置きし、「(ポイ捨ては)不法投棄と同じだから犯罪、と言っては大げさだけど喫煙所の在り方を考えてあげないと喫煙する人も辛いかな。100 メートル歩いたら待ち合わせが成立しないというのもある」と喫煙者に優しい意見だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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