将棋62歳差の対決、最年少プロ・藤井聡太四段が加藤一二三・九段を破る

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熟考し選んだメニューは「(東京の)みそ煮込みうどん」

   一夜明けて、瀬戸市の自宅に藤井四段を尋ねると、「東京ではよく眠れました。緊張しすぎないようにとは思ってました」という。落ち着いた対戦態度だったが、食事のメニューは対戦中に決める。加藤九段が熟考中、2分18秒もかけて選んだのが「みそ煮込みうどん」だった。

   「みそ煮込み」と言えば名古屋名物。「(東京では)どれくらい味が違うのか気になりまして」という。「だいぶ違うことがわかりました。東京はあっさりめで普通の麺で、美味しかったです」。なんたる余裕!

   加藤浩次「62歳の歳の差、孫でもおかしくない」

   橋本五郎「すごいなと思う。加藤九段が『大局観がある』といっていた。これは羽生さんもよく言っていたこと。これを62歳上の人に言わせるというのじゃすごい」

   取材した中山美香「中学生が10時間集中力を持続するのもすごい」

   竜王への挑戦権を得るには、あと11人を破らないといけない。そのあと渡辺明・竜王と対戦となる。

   山本由樹「キャリアに62年の差があっても、盤面に向かっては対等なんですね。その自由さと厳しさ。ロマンだなぁ」

   ちなみに最年少タイトルの記録は、屋敷伸之九段(棋聖戦・当時五段)18歳6カ月、羽生善治・三冠(竜王戦・六段)19歳2カ月、渡辺明・竜王(竜王戦・当時六段)20歳8カ月、となっている。藤井四段が、どこへ食い込んでくるか、楽しみだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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