雨の日に出没して猟奇殺人を繰り返す「カエル男」を妻夫木聡、執拗に追う刑事・沢村久志を小栗旬が演じている。巴亮介のサイコスリラー漫画が原作で、とにかくグロい。カエル男に無残に殺された死体の描写は過激である。
「ドッグフード」の刑にされた女性は猛犬に食い殺され、肉や骨がむき出しになり蛆がわいていた。他にも、顔の肉をノコギリでそぎ落とされた遺体、無数の針を口いっぱいに飲まされた遺体、体を真っ二つに切断された遺体、冷凍庫でガチガチに凍らされた遺体と、それが映画の売りなのだろうが、リアルでグロテスクで目をそむけてしまう。
スゴ過ぎてストーリーについていけん
ラストの「人肉ハンバーガー」のシーンでは沢村が絶叫しまくる。愛する妻子を食べちゃったのかもしれないのだから、絶叫するのはわかるがうるさい。最後は妻役の尾野真千子、妻夫木聡も加わって、3人で叫びまくりだ。
もう、映画を見ているどころではない。声がうるさすぎて、ストーリーが頭に入らず興ざめしてしまう。熱演はわかるが、絶叫以外で映画の衝撃を表現して欲しかった。
PEKO
おススメ度☆☆☆