なんて能天気な株価予想...週刊現代「株」関係者に先行き聞く愚かさ、週刊ポストは「棚ぼたバブル」信じ4万円説

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

週刊ポストが暴いたフジテレビ記者の暴力団癒着

   フジテレビは末期症状である。今度は報道局で警視庁や司法、横浜支局長などを務めたA記者(31)が、反社会的勢力の人間から供応を受け、車を入手する際に名義を貸していたことが明らかになったのだ。

   フジグループの産経新聞も12月19日付でこう報じている。

   「男性記者は同局(フジテレビ=筆者注)の調査に『高額な接待を受けたため依頼を断り切れなかった』と説明。警視庁組織犯罪対策3課はこうした事実関係を把握しており、慎重に調べている。

   捜査関係者によると、警視庁が今年、指定暴力団の関係先を家宅捜索した際、出入りしていた乗用車を確認。車が男性記者名義で登録されていたことが判明した。男性記者が乗っていた形跡はなく、暴力団関係者が使用していた疑いがある。現在、車の所在は分からなくなっている。

   週刊ポストがこの情報を掴み、フジ宛てにこの件で質問状を送ったのが16日。事実関係を確認中とフジから回答があったのが19日だった。週刊ポストの取材がなければフジ側は発表しなかったのではないかと、週刊ポストは疑問視している。

   私の高校の先輩だが、日枝久フジテレビジョン会長は責任をとって、退くという決断をすべき重大な事案だと思うが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト