週刊ポストが暴いたフジテレビ記者の暴力団癒着
フジテレビは末期症状である。今度は報道局で警視庁や司法、横浜支局長などを務めたA記者(31)が、反社会的勢力の人間から供応を受け、車を入手する際に名義を貸していたことが明らかになったのだ。
フジグループの産経新聞も12月19日付でこう報じている。
「男性記者は同局(フジテレビ=筆者注)の調査に『高額な接待を受けたため依頼を断り切れなかった』と説明。警視庁組織犯罪対策3課はこうした事実関係を把握しており、慎重に調べている。
捜査関係者によると、警視庁が今年、指定暴力団の関係先を家宅捜索した際、出入りしていた乗用車を確認。車が男性記者名義で登録されていたことが判明した。男性記者が乗っていた形跡はなく、暴力団関係者が使用していた疑いがある。現在、車の所在は分からなくなっている。
週刊ポストがこの情報を掴み、フジ宛てにこの件で質問状を送ったのが16日。事実関係を確認中とフジから回答があったのが19日だった。週刊ポストの取材がなければフジ側は発表しなかったのではないかと、週刊ポストは疑問視している。
私の高校の先輩だが、日枝久フジテレビジョン会長は責任をとって、退くという決断をすべき重大な事案だと思うが。