「小池都知事にブラックマネー」と週刊新潮
同じ週刊新潮が、一見クリーンに見える小池都知事だが、闇の高利貸しからブラックマネーが流れ込んでいたと追及している。
この男(82)は、小池の衆議院時代の地元、東京・池袋で闇金を営んでいたそうだ。
その男の息子がこう告白している。父親は池袋に本拠を置く暴力団の会長と親しかったそうだ。
12年にホテルオークラで開かれた小池の「議員在職20年を祝う会」の2万円のパーティ券を父親は100枚買った。
13年に行われた出版記念パーティでも、やはり2万円の券を100枚。だが、小池の資金管理団体「フォーラム・ユーリカ」の政治資金収支報告書のどこを探しても記載されていないと新潮はいう。
さらに政治資金規正法には1回のパーティ券売買の上限を150万円と定めている。2回ともそれを超えているため記載しなかったのか。
だが20万円を超えるパーティ券を購入した人間の氏名住所も記載しなければならないのに、それも見当たらないというのである。
神戸学院大学の上脇博之教授がこう指摘する。
「上限に引っ掛かったから記載しなかったという故意性が疑われ、単なる記載ミスに比べて悪質です。このケースは、上限違反よりも罰則が厳しい不記載に問われると考えられる」
罰則は5年以下の禁固または100万円の罰金。
「しかも、小池さんがパーティ券購入を持ちかけているなら、会計責任者だけでなく、小池さん自身も罪に問われる可能性が高くなります」
小池都知事は例によって「適正に処理している」と答えている、だが、リオ五輪に着ていった和服は、この男の長年の愛人のもので、彼女もリオに行っていて、小池は着付けをしてもらっていたというのだ。
そうだとすると小池都知事に説明責任がある。都議会のドン・内田茂の笑い声が聞こえてくるようだ。