「目の前にお茶があり、スポイトを思い出した」 ASKAさんブログにすり替えの経緯書く

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   嫌疑不十分で釈放されたASKAさん(58)が20日(2016年12月)午後、2回にわたり自身のブログで、検尿の際にお茶にすり替えた経緯を明かした。

   ASKAさんがお茶のすり替えを思いついたのは、11月25日、「盗撮されているから」というASKAさんの通報を受け駆けつけた警察官が呂律の回らないASKAさんを見て、薬物を担当する「組対五課」に連絡した時だったようだ。

   ASKAさんはお茶にすり替えた経緯をブログにこう綴っている。

   「組隊(対)五課?検尿を求められるだろう。メディアに『ASKAが意味不明なことを言っているので検尿した』と発表しかねません。それだけでも大きな記事になるでしょう。目の前にお茶がありました。仕事部屋にあったスポイトを思い出しました」

   結局、採尿を求められた時に、放尿のふりをしてスポイトで吸い上げたお茶を採尿カップに入れたという。

   「なぜ、僕が検尿でお茶にすり替えたのか?」の理由については「2014年に逮捕された時からの経緯が含まれています」とだけ書かれ、それ以上の理由には触れていない。

陽性になった科捜研の鑑定は「間違いない」と肯定

   また、お茶になぜ覚醒剤の陽性反応が出たかについて、ASKAは2回目に更新したブログの中でこう綴っている。「実は、陽性になったのには一つの理由があるのです。科捜研(警視庁科学捜査研究所)は間違いないと思います。ただ、まだ語ることな(が)できない理由があります。近いうちに詳細を語らせていただきます」。

   番組が取材した元埼玉県警科捜研出身で法科学研究センター所長の雨宮正欣さんによると、覚醒剤の成分と覚醒剤が人間の体内を通った時に出来る代謝物が検出されないと陽性反応とは言えないという。つまりASKAさんがすり替えたお茶には誰かが使った覚醒剤が混入していたことになる。

   ASKAさんはブログで「あれでは警察が一方的に悪者になってしまいますね。失礼しました」とも述べているが、一体何を主張したいのか理解できない。これではたして覚せい剤を断ち切ったのかと疑いたくなる。

   浜田敬子・前AERA編集長も「一方的に発信するのではなく、ちゃんとした場所できちんと説明してほしい。薬物は若い人たちへの影響も大きいのだから...」と話している。

文   モンブラン
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