なぜ尿検査に「お茶」出したASKAさん、科捜研鑑定「陽性」の不思議

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   覚せい剤使用の嫌疑不十分で一昨日19日(2016年12月)釈放された歌手のASKAさん(58)。わからないのが、最初の検尿で尿ではなく「お茶」を提出していた、という点。これについて昨日、「斜めからの思考」だとして、ブログに説明を載せたが、「まだ語ることができない理由」「近いうちに語る」など、いまひとつだ。

   ASKAさんは昨日18日(2016年12月)ブログで、「ずっと考えていました」「皆さんが、今回の事件をどのような思い出見つめているのかを」「そして、絶えず思い繰り返していることがありました」「これで有罪になるようなことがあれば、この国は異常だと」と書いた。

   そして「なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?」と踏み込んだ。

   ASKAさんが逮捕されたのは、先月(2016年11月)28日。3日前の25日に、採取した尿から覚せい剤の陽性反応があった「覚せい剤取締法違反」容疑だった。だが、25日のそもそもは、ASKAさんの「盗聴、盗撮されている」という110番だ。警察はこれをまともに受け取らなかったらしい。

サイバー課頼んだのに組織犯罪対策第5課が自宅へ

   ASKAさんは、「アップルのアカウントが1週間に2回も書き換えられた」と訴えたのだが、警察は「ASKAが訳のわからないことをいってる」と、話を組織犯罪対策第5課に回した。銃器・麻薬犯罪の担当課だ。

   この状況をASKAさんはこう書いている。

「当日、瞬く間に警察が9人家にやって来ました。被害を訴えて警察に連絡したはずでした。何度も被害を受けているので、警察のサイバー課の方を紹介してください、と話しました」
「(麻薬担当への連絡が)今回の出来事の始まりでした」「検尿を求められるだろう。メディアに『ASKAが意味不明のことを言っているので、検尿をした』と発表しかねません。それだけでも、大きな記事になるでしょう」
「目の前にお茶がありました。仕事部屋にあったスポイトを思い出しました」「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。見つかった時には、素直に検尿に応じればいい」

   警察官から検尿セットを受け取って、自宅トイレでお茶を入れた。警察官と妻が立ち会っていたが、背後からで見えなかったという。

「これは、僕の斜めからの思考だと思ってください」「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう。あまり詳しいことは書けませんが、3日目には陽性となりました。ありえません」
文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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