ASKA不起訴「採尿方法・手続き」に不備あった?お茶とすり替え気付かず

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   嫌疑不十分で不起訴処分になったASKAは、釈放の2時間後、ブログに「無罪です。すべての行動には理由があります」と書いていた。どんな理由があるというのか。

   東京地検は「提出された液体がASKAの尿とは特定できない」と判断して不起訴処分にした。元警視庁刑事の吉川祐二氏は「普通は採尿の際に異物を入れられないように監視下に置いてします。採尿の段階で手続き上の問題があったのではないでしょうか」と話す。

   元厚労省麻薬取締官の高濱良次氏は「われわれは現場では本人の横に立って放尿するのを確認します。横から見るのが必須条件。採尿後も、容器に温かみがあるか、尿臭がするか、色などもチェックします。その手続きを欠いていたのかもしれません」と指摘する。

尿すり替えは不問に

   尿をお茶にすり替え入れたことは罪にならないのか。菅野朋子(弁護士)は「お茶を入れたのは、言ってみれば自分の罪を免れるためのウソで、罪には問われません」という。吉川氏も「もうこの件に関しても捜査は終わりですね」という。

   司会の羽鳥慎一「不可解というか、複雑なケースですねえ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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