フジテレビ記者「山口組関係者」からどんな接待?車購入名義貸しの見返り

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通用しない「相手が反社勢力とは知らなかった」

   記者は名義貸しについては認めているが、相手が暴力団関係者という認識はなかったといい、フジテレビも「取材対象者が反社会勢力などに属する人物であるかは確認できていません」と説明している。しかし、記者が親しい取材相手がどういう人物か知らなかったというのは通用しない。

   藤森祥平アナがこの問題を大きく報じた20日付(2016年12月)の読売新聞に掲載された青山学院大の大石泰彦教授(メディア倫理)のコメントを紹介した。大石教授は「社会全体で暴力団排除の動きが進む中、結果として暴力団に便宜を図ったことを記者もフジテレビも猛省すべきだ」と批判している。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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