家事「年収換算1200万円の重労働」働く主婦・母親もうヘトヘト

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   「女性リアル」コーナーは年末スペシャルで、働く女性たちの「モヤモヤ」を大特集した。「一億総活躍社会」なんてどこの話だと不満爆発となった。高齢者施設に正社員として17年勤めている幸美さんは、勤務が終わってからが戦争だ。

   午後7時半―3歳の子供を保育園から引き取り、買い物をして帰宅する。「買い物するとこの時間になります」

   7時45分―夕食と翌日のお弁当作り。「お兄ちゃんは宿題。下の子はそのままウロウロです」

   8時―美幸さんと子供2人での夕食。

   8時40分―夫が帰宅。夫の食事の世話、洗濯ものの取り込みとたたみで、夫との会話を歩きながら立ちながらだ。

   9時35分―子供を風呂に入れてから部屋の掃除。

   10時―学校からの連絡ノートの確認や部活動費、子供会の参加者の集計と連絡などの書き込み。

   10時30分―子供の歯磨きと寝かしつけの後、お風呂に入って11時半にようやく就寝。 美幸さんは笑っているが、「毎日がこれです。もう必死です」

仕事終わって帰宅後に待ってる家事は10作業

   日経DUAL編集長の羽生祥子さんはこう言う。「主婦が家に帰ってからの家事は10項目あります。夜の6時半に帰って、9時半までにこなすとすれば、1項目で18分しかないんです。しかも毎日毎日こなすんです。加えて、母であり妻であり、仕事を抱えてですから、すべてで活躍するのは無理なんです」

   井ノ原快彦キャスター「専業主婦の働きをお金に直せば、年間1200万円になるという数字もあるんです」

   有働由美子キャスター「この問題、家庭や夫の手助けだけでは解決できないようです。もっと社会全体の問題と考えないと、女性のもやもやは解消できないですね」

(磯G)

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