相撲の名門高校・日本大東北高校で、顧問とコーチが1年生の相撲部員に暴力行為を働いていたことが発覚した。「これがですねえ、耳を疑うような行為なんです」と司会の小倉智昭が取り上げた。同校は高校総体14回出場、角界OBも多い。
全日本優勝の20代顧問と50代コーチ
20代の相撲部顧問は部員の顔を平手で叩く、尻を蹴る、デッキブラシの柄で殴る、ゴム製のハンマーで頭を叩くなどの暴行を働いていた。この顧問は日大相撲部の主将をつとめ、全日本選手権準優勝の経験もある。50代のコーチは体の下にノコギリの刃を上に向けて置いて腕立て伏せをやらせていた。
コーチはすでに自主退職し、顧問は無期限の自宅待機となった。
小倉「20代の顧問は輝かしい実績持ってますが、彼が相撲やってたころから、こういう暴力行為は行われてないはずなんですよね。それが何でコーチの立場でやったのか。よくわかりません」
暴力行為を受けた生徒は転校したという。