突き飛ばし男、反対ホームで上半身裸に
男は反対ホームに移動し電車で大阪駅方面に逃走したが、その際男はホームで上着を脱ぎ上半身裸になる異常な行動をとったという。
大阪府警は、防犯カメラの映像から逃走先を捜査していたところ、6時間後の11日午後11時ごろ、愛知県内で無銭飲食をしたとして保護された男が事件の男と特徴が一致したことから大阪府警浪速署に移送し13日未明、殺人未遂容疑で逮捕した。
助かった63歳の女性は「いきなり肩を2回も押されて線路に落ち、電車が目の前にきて死ぬかと思った。急ブレーキをかけ電車が止まったさかい良かったけどね、もうちょっと気づくのが遅かったら轢かれるところだった。怖くてしばらくは電車に乗りたくない」と恐怖を話している。
コメンテーターの菅野朋子弁護士は「積極的に殺してやろうという殺意はなくても、死んでしまうかもしれないと思っていれば殺意と認められるので殺人未遂。電車が通っている時間帯にホームで突き飛ばせばたいていは殺人未遂になる」という。
共同通信元記者の青木理も「動機はまだわからないですが、突き落とされた方はたまったものではないですね」。
誰の身にも起こり得る事件で、線路側に接近しないように気を付けるしか防ぎようがない。
文
モンブラン