ふるさと納税のブームが加速している。1万円寄付すれば8000円が税金から控除されて差額2000円分でもらえる返礼品がすごい。たとえば静岡県焼津市では、みなみマグロやウナギのかば焼きなど1236品から選べる。年末を控えて市役所には申し込みが殺到、寄付金総額はおととし(2014年)の3億円から去年は38億円に急増した。達人に「お得な返礼品」を探してもらった。
牛肉1.5キロ、豚もも4キロ、若鶏6.6キロ!「肉の量、戦国時代」
「種類も量もヒートアップしています」と話す金森茂樹さんがあげたのは、大阪・泉佐野市の牛肉1.5キロ、香川・三木町の豚ももスライス4キロ、宮崎・都城市の若鶏セット6.6キロ。「肉のボリュ-ムは戦国時代」だそうだ。
長崎ではミカン10キロ、131個入りも
ふるさと納税サイト「さとふる」事業企画部の道岡志保さんは、北海道・森町の新巻きサケとイクラのセット、京都・福知山市のコシヒカリと野菜セット、長崎・時津町の温州早生ミカンセットを推奨する。このミカンセットは10キロあり、1箱から取り出して数えると131個入っていた。10度でも十分とされる糖度が14.5度あった。申し込みは16日までという。
司会の小倉智昭は食べて「すごく甘い。僕はふるさと納税には批判的で、お返しするなら有効に使ったらいいと思うけど、食べると反応する。何かあげないと納税はむりですよね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト