漢字一字で世相を表す恒例の「今年の漢字」は「金」だった。昨日12日(2016年12月)午後2時、京都・清水の舞台で森清範貫主が揮毫した。しかし、これがあまりにも達筆で、ネットでは、「何?」「読めない」という声がしきりに上がった。
日本漢字能力検定協会に応募した15万3562票のうち、一番多かったのが「金」だった。投じた人たちは、「リオ五輪で金メダルをたくさん獲ったから」、あるいは辞めた舛添要一・前都知事の金の問題もあれば、金ピカ衣装で「アポーペン」とやるピコ太郎さんもあった。
「金」6655票で、以下「選」4723票、「変」4619票、「震」4606票......驚、米、輪、不、倫、乱と続いた。
それはいいとして、加藤浩次も「これが金という字なんですか」という。
ほとんどの日本人読めない草書体
そこでロバート・キャンベル先生が喜んだ。「達筆というんじゃなくて、違う書き方、くずし字だから、日本人の99%がもう読めなくなってしまっている」
加藤「金なんですね」「金です」「なんか、アメリカ人に教えてもらってる」(爆笑)「金へんの時はこれが基本。これから草書になる。できればみなさん、若い時から少し慣れてもらいたい」
ウェンツ瑛士が「どこで見られる?」
キャンベル「そば屋さんの暖簾の『生蕎麦』から、お菓子の包装紙、アプリもある」
そこで出演者の今年の漢字を聞いてみると......
キャンベルは「激」。特にアメリカの大統領選で激昂したのだと。
ウエンツは「独」。芸能界で初めて一人になったなと感じた年だった。
はるな愛は「愛」。加藤が「ハイわかりました」(笑)
湯山玲子は「減」。「体重ですよ」という。56歳にして、4カ月かけて10キロ減らしたのだと。これは素晴らしい。パチパチ。