5歳の「おまわりくん」が名誉警察官に・・・白バイでパトロールも

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   金曜恒例のNYコーナーで、アメリカならではのホッとする話題が取り上げられた。5歳の「警察官」が町の人気者になっているという。

   VTRで紹介されたのは子供用白バイを乗りこなし、ウイリーまでしてみせる5歳の少年。アメリカ・カンザス州に住むデービス家の3人兄弟の末っ子、オリバー君だ。警察官に憧れ、欲しくてしょうがなかった警察官の制服を母にクリスマスプレゼントとして買ってもらうと、毎日着用。特にお気に入りが専用のサングラス。おもちゃの手錠も携帯して、完全に警察官になり切っている。

   ここまでだと、単に警察官に憧れる子供。だがオリバー君の本気度はこんなもんじゃない。なんと警察でバイクの訓練を受け、「任務の時間」になると街のパトロールに繰り出していく。ついにはスピードガンを手に行き交う自動車の速度違反をチェック。

「本物ではないが、町に欠かせない存在」と警察

   そんなオリバー君のモットーは「みんなをハッピーにしたい」。その言葉通り、高齢者施設を訪ねては、一人ひとりとハグをして、花をプレゼントしていた。これには施設の老人も「素晴らしい坊やね」と感激。そんなオリバー君に、地元警察が粋なプレゼントを贈ったから、5歳の少年は大喜び。それは「名誉警察官」の証明書だった。リーウッド警察のブラッドロビンス警察官は「本物ではないが、彼は町には欠かせない存在だ」と、この贈り物の趣旨を語った。

   番組MCの小倉智昭は「アメリカってこういうこと、やりますよね。日本だとバカ言うんじゃない、子供が警察官になれるわけないだろうってことになる」。

   これを受けてコメンテーターの中瀬ゆかり(新潮社出版部長)は「(子供も)もうブレることできなくなりますね。補導なんかされるわけにはいかない」と笑いを誘った。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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