トランプ氏「プロレス女王」を閣僚に指名 中小企業庁長官に

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   モーニングショーが、今日9日(2016年12月)の最初に取り上げたニュースの見出しを見て驚いた。「仰天トランプ氏閣僚に『プロレス女王』指名」。

   それによると抜擢されたのはプロレス団体「WWE」のオーナーの妻で、経営者のリンダ・マクマホン。トランプ氏が中小企業庁長官に指名し、政権の閣僚候補の一人に加えた。

グローバル企業に成長させた手腕を評価

   彼女を選んだ理由についてトランプ氏は「僅かな従業員で始めたWWEをグローバル企業に成長させた功績」を挙げたという。13人でスタートしたWWEを800人の規模に拡大し、プロレス興行を全米どこでやっても成功させる企業家としての手腕を買ったらしい。

   このトランプ流人事に「よくわからないな~」と目を白黒させたのは玉川徹(テレビ朝日ディレクター)。玉川は「既存の政治に対してノーというトランプ流の流れが続いているという見方ならトランプ支持者にとって良いことかもしれないが、政治のプロじゃないところがどう出てくるかね~」。

   トランプ氏はこのほか、環境保護局(EPA)長官にオバマ政権の地球温暖化対策に反対しているオクラホマ州司法長官のスコット・プルイットを起用すると発表。次期国防長官に「狂犬」と呼ばれる元米中央軍司令官を指名するなど、アメリカ第一主義はともかく、こうバラバラでは何処を目指しているのか読めない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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