週刊ポスト、増税、年金減額に「もうガマンできない」
週刊ポストがやる役人批判の記事は、的を射ていてその通りだと頷くことが多い。
今週も「増税」したり「年金」を減額したりしている安倍や官僚たちの汚いやり方を「もうガマンできない」と怒る特集を組んでいる。
政府は来年4月に廃止されるはずだった自動車取得税の存続とビール類への課税強化などを次々に決めてしまった。
タワーマンションの高層階への固定資産税や相続税への税率を引き上げるのは、これだけの資産を持っている階層へのものだからいいとして、年金で生活しているわれわれのような人間が一番許せないのは、物価が上昇しても現役世代の平均賃金が下がれば、年金を減らすという法案を強行採決したことだ。
現役サラリーマンの平均賃金は下がり続けている。それなのに厚生年金保険料を大幅に引き上げ、月収30万円の人は年額約1万3000円も負担増にしたのだ。
これでは高齢者に対する現役世代の不満が溜まり、ますます世代間闘争が激しくなるではないか。それが小役人には狙いなのだろうが。
安倍も官僚も、今ならできないことはない。弱者でも年寄りでも、少しのカネでもいいからかすめ取れというのが本音であろう。
こんな奴らに政治を任せておいて、ホントにいいのか。本気で考える時は、今しかない。