大分県佐伯市で行方不明になっていた2歳の女児が一夜明けた6日(2016年12月)朝、山中で無事に保護された。羽鳥慎一キャスターが「冬の山中で過ごした女児がなぜ助かったのか、いくつかの奇跡がありました」と伝えた。
自宅前の畑にいた徳永暦(こよみ)ちゃんが、母親が目を離した5分ほどの間にいなくなったのは5日午後1時ごろ、発見されたのは、畑から直線距離で600m離れた山の中だった。
急斜面の山道、2歳の子どうやって?
険しい山道を大人の足で15分ほど登った斜面に座っているところを父親の同僚が発見した。「見つけたとき『お母さん』と言って泣いたので大丈夫だよ、お父さんもお母さんも待っとるからねって声を掛けたら安心したようだ」と話す。
その暦ちゃんが辿ったとみられる急斜面の山道をスタッフがのぼってみると、「とても2歳の女児が登ったとは思えない障害物もある道のりです」という。
夜の山奥は何も見えない真っ暗闇、しかも雪こそなかったが冬山。羽鳥キャスター「2歳でこんなところに行ったのかという場所ですよね」と不思議がる山の中で一夜を過ごしかすり傷程度で無事に保護された奇跡とは...
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト