中東の砂漠に雪降らした寒気が日本上空へ

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   「こちらはサウジアラビアの砂漠地帯ですが、先月なんと、雪が降りました」

   司会の夏目三久が伝える。「この寒気がきょう6日(2016年12月)の午後以降、日本の上空に入ってくるということです。きのう5日はポカポカ陽気でしたが、一転、全国的に冬の寒さに逆戻りとなりそうです」

   熱砂の一帯に驚くべき光景が出現したのは11月29日(2016年)。珍しそうに子供も大人も雪だるまをつくったり、雪投げをしたり、写真を撮ったり、はしゃいでいた。この砂漠に雪を降らした寒気が日本にやってくる。気象予報士の森朗氏によると「非常に強い寒気が北日本だけでなく、東日本や南日本にまで流れ込んでくる。その寒さは先月(2016年11月)に東京都心に雪をもたらした寒気に匹敵する。木曜日の8日には日本上空から抜けると見られるが、すぐに次の寒気がやってくる可能性があり、来週にかけて寒さが続きそう」という。

寒暖差アレルギーに注意、熱ないのにくしゃみ・鼻水

   きのうは半袖、きょうは厚手にマフラーと、気温の寒暖差が激しいので体調を崩す人が増えている。注意しなければならないのは「寒暖差アレルギーです」と東京都内の耳鼻咽喉科の田中伸明院長が語る。「寒暖差によって、鼻の粘膜が刺激されることで、自律神経のバランスが崩れて起こるものだと考えられています」

   熱が出ていないのにくしゃみや鼻水が出る。これが続くと、インフルエンザや風邪などのウイルスに感染しやすくなる。日中暖かくても薄着をせず、体を冷やさない予防が大切と呼び掛けている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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