週刊文春恒例ミステリーベスト10―ちょっと読んでみたくなった「罪の声」「熊と踊れ」
週刊文春で芸能界のドン・周防郁雄氏が家族会議でバーニングプロを解散することを話し合い、息子2人も後を継がないことで意見がまとまったと報じている。だいぶ前になるが、周防氏は私に、こうした仕事は一代限り、子供に継がせることはしませんといっていたが、その通りにするということか。
そういえば、週刊現代で周防氏のインタビューをやったが、たしか以下次号と書いてあったと思ったが、次が出ないのはどうしたのか? 周防側からクレームがあってやめたのではないのか。
最後に週刊文春恒例のミステリーベスト10。国内部門1位は「罪の声」(塩田武士)、2位が「真実の10メートル手前」(米澤穂信)、3位が「涙香迷宮」(竹本健治)
海外部門は第1位が「傷だらけのカミーユ」(ピエール・ルメートル)、2位が「熊と踊れ」(アンデシュ・ルースルンド/ステファン・トゥンペリ)、3位が「ミスター・メルセデス」(スティーヴン・キング)
私は「カミーユ」「メルセデス」「暗幕のゲルニカ」(6位、原田マハ)は読んだが、正直それほど感心したデキではない。「罪の声」はグリコ森永事件を題材にしているようだし、「熊と踊れ」も実際にあった事件を下敷きにしているらしいから、読んでみようと思っている。