「大統領弾劾」金曜日にも可決?韓国次期大統領に潘基文・国連前事務総長らの名前

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   韓国の朴槿恵大統領がいかに友人の崔順実容疑者や側近の「文化界の皇太子」といわれたチャ・ウンテク容疑者らの言いなりになっていたかが、起訴状から浮かび上がってきた。

   崔順実は韓国最大の通信会社KTの広告の仕事をとるため、チャに相談すると「KTに人を入社させればいい」とアドバイスを受けた。崔から聞いた大統領は「すぐやるように」と安鐘範元秘書官に指示したとされる。安はKTの会長に「上の方の関心事項」と連絡し、チャの知人2人を幹部として入社させた。

   崔はさらに、自分たちの会社がKTの広告代理店になれるように再び大統領に相談。安はKT会長に今度は「VIPの関心事項」と電話し、実績のない会社を代理店にしてしまったという。このやりとりは安のメモにすべて記録されていて、検察が起訴する重要な証拠になった。

取り巻きに洗脳されていた朴槿恵大統領

   コリア・レポートの辺真一編集長は「税務調査や許認可権で大統領が強力な力を持つことは、韓国の財閥オーナーなら知っています」と話す。世界第4位の鉄鋼会社「posco」系列の広告代理店が他社に売却されようとしたときも、崔は覆そうと朴大統領に相談したがうまくいかず、「会社をつぶす」「社長を埋める」とわめきちらしたという。

   辺編集長「民間企業にそこまで大統領が介入するとは、やりすぎですよ」

   菅野朋子(弁護士)「朴大統領はほとんど洗脳されていたのではないでしょうかね」

   韓国国会は2日金曜(2016年12月)にも大統領弾劾を可決する見通しだ。次期大統領候補に対日強硬派や潘基文前国連事務総長らの名前が挙がっている。

文   あっちゃん
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