小池都知事「あれダサイくない!?」観光ボランティアのユニフォーム見直し

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   オリンピックに向けて東京をPRする観光ボランティアのユニホームと「&TOKYO」のロゴの見直しを小池百合子知事が提案し、有識者による検討会が25日(2016年11月)開かれた。「ダサイ」「おやじ感覚」などと批判が強く、12月下旬には新しい方向が決まる予定だ。

コシノヒロコ「まるで統一感がない」

   小池知事が「躊躇なく変えたい」と語るユニホームは、2000人が登録する外国語対応のボランティア用で、青いコートや白いシャツなど4種類ある。若手デザイナー10人の案から絞り込んで、最終的に舛添要一前知事が「東京の誇りに」と決定し、これまでに3000万円をかけて3735着が作られた。

   小池知事は「色もバラバラですし、これを着たいからボランティアになる人が出るまでにいっていません」と、デザイナーのコシノヒロコさんやネスレ日本支社長、良品計画の前社長、旅行業協会長らをメンバーとする検討会を立ち上げた。

   コシノさんは小池知事が環境大臣時代にクールビズを仕掛けたときにもアドバイスしている。阿部祐二リポーターが訪ねると、「ボランティアにもいろいろな分野があるのに統一感がない」と話す。「基本色が重要で、たとえば」と、阿部が差し出したスケッチブックにグリーンを基調に黒や白、赤を配したデザインをさらさらと描いた。

ロゴ「&TOKYO」も意味わからん

   ロゴ「&TOKYO」は、「多摩動物公園&TOKYO」「手作り江戸扇子&TOKYO」など、前に言葉をつけて東京生まれをアピールするように設定された。申請すれば誰でも利用でき、今は600社が使っているという。検討会では「何を言いたいのかわからない」「ナンバー2の感じがする」と、これも批判続出だった。

   スタジオでも賛否両論が出て、司会の加藤浩次は「オレはあのユニホームは着ないね。でも、どうなのかなあ」と考え込んだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト