「ワンダふるさと」コーナーで山本雪乃アナが、「山口県民は東京に行かなくても東京気分が味わえる」という珍スポットを紹介した。徳山駅(周南市)周辺で聞き込みをしてその場所に向かうと、信号機に書かれた地名表示は「新宿三丁目」だった。
さらに歩くと、「有楽町」「銀座1丁目」「原宿ハイツ」があった。その原宿の近くにはちゃんと「代々木公園」まである。このほかにも、「田園調布」「青山」「晴海埠頭」という地名も発見した。
松村邦洋「日暮里っていうスナックもあるよ」
山口・徳山にはなぜ『東京』があるのか。地元の郷土史研究家が解説してくれた。「徳山周辺は戦争中に大きな空襲があり、街の8割が焼けてしまいました。街の復興にあたって、新しい地名を住民たちで考えた際に、もともとあった地名をアレンジして、今宿を新宿に、代々小路を代々木公園に、というようにしたんです。先に復興を遂げた東京にあやかりたいという住民の願いがこもっています」
山口県応援ゲストのタレント松村邦洋がさらにディープな情報を明かした。「日暮里という店もありますよ。たしか、スナックだった」
文 バルバス