都内のバイク便会社の経営者、A容疑者がオレオレ詐欺の疑いで警視庁に逮捕された。お年寄りをだまして、バイク便に現金を受け渡しさせていた疑い。同様の手口は今年(2016年)1月から急増していたという。
容疑を否認
容疑者は11月上旬、孫を装って東京北区に住む77歳の女性に「有価証券が入ったカバンを盗まれた」と電話し、自分でバイクを走らせて150万円を受けとった疑い。「荷物は運んだが、詐欺はしていない」と容疑を否認している。
容疑者は今年4月、都内のマンションの1室にバイク便会社を設立し、バイク1台で配送をしていた。バイクに社名などは書いておらず、マンションの自転車駐輪場にとめて、住民とよくトラブルになっていたという。
司会の加藤浩次「なぜ会社までつくっていたのですかねえ」
菊地幸夫(弁護士)「カネの受け渡しが犯人には一番のリスクで、普通は犯行とは無関係のバイク便業者を使うのですが、今回は容疑者と業者が同一人物でした」
文
あっちゃん