けさ22日(2016年11月)の地震で宮城、福島県や関東の太平洋岸に津波警報・注意報が出されたが被害はなかった。「まずは良かったということですが、安心はできないですよね」と司会の加藤浩次は言う。
ロバート・キャンベル(東京大教授)「熊本地震のときは本震が2度あって、強い地震がずっと続いていました。今度の地震も頻発する可能性があるのでしょうか」
東大地震研究所の纐纈一教授は「直後をみると、比較的余震が多いタイプに見えますので、確率は比較的高いように思われます」と見る。
加藤「余震が多いタイプの方が、大きな地震になるという恐れもありますか」
纐纈「基本的にはそうですね。統計学的には」
はるな愛(タレント)「海も心配だけど、山の中はどうなっているのか。地盤が緩んで土砂崩れが起きる不安もありますしね」
専門家「いつどこで起きるかわかりません」
加藤「半年前ほどに熊本であり、また福島もあり、最近、地震が増えている感覚があるんですが、間違いでしょうか」
纐纈「データ上では極端に変わったということはないですね。直近の出来事を印象に強く思うので、そう思うかもしれません。だからといって、安心できません。いつ、どこに起きるかわからないという典型的なことです」
加藤「そうなりますと、わからないということになってしまうんですよねえ」
地震予知の難しさを改めて確認したわけだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト