小池知事マグロ中落ち食べてる場合か!?豊洲新市場オープン「早くても再来年5月」

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   小池百合子・東京都知事はきのう20日(2016年11月)に日比谷公園で開かれたイベントで、本マグロの中落ちを試食してご満悦だったが、豊洲新市場への移転は早くても1年先ということで、築地市場関係者は頭を抱えている。すでに豊洲に新しい備品を揃えている業者も多く、築地と二重のリースを抱えることになる。冷凍倉庫のように、稼働させたら止めることができないものもあるという。

   水産卸業者らの推計では、延期による損失額は、当初の移転予定日今年11月7日から1か月間で4億3500万円に上る。東京都は業者の当面の資金繰りを支えるため、限度額1000万円のつなぎ融資を行うとしているが、業者は「業界とよく話して決めてほしい」という。

年末年始の繁忙期に引っ越し無理

   豊洲新市場の映像が出た。建物が建っている真ん中を道路が走っている。司会の小倉智昭は「台場から晴海に抜ける道なんですよ。最近、銀座方面へ行くにはあそこを通るんですが、本当に立派な建物ができている。この下に有害な物質がどれだけあるんだろうと考えると同時に、1年待って何が変わるんだろうとも思いますね。安心を買うってことなのかなあ」という。

   山中章子アナ「現場は来年冬の移転は無理だという声が強いですね」

   11月、12月は年末繁忙期なので無理。2、3月は運送業者が不足するからだという。だから移転は再来年の5月以降だという。そんなことより、用地内の有毒物質を完全に除去できるのかどうかを心配すべきだろう。見切り発車すれば、だれも豊洲直送ものを買わなくなる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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