社内運動会の人気が復活している。社員旅行より日数がかからず、経費も安くてすむ点がうけるらしい。運営を引き受ける「運動会屋」のビジネスも盛り上がっている。
横浜市都筑区にあるプロジュース会社は2007年に1人で始めたのが、今では社員16人に協力スタッフも抱える。スケジュール管理や会場設営、運営から弁当の手配までを請け負う。一括してお任せだと200人規模の運動会で200万円というから社員一人の単価は1万円だ。1人3万円が普通ともいわれる社員旅行より安く、1日ですむ。
米田隆明社長(35)は「リピート率は90%。『運動会をやりたいが、何をすればいいか』という相談もよく来ます」と話す。
通常の遊具や競争用品を用意するほか、オリジナルの遊びも開発し、「種目は声が出るものを前半に持っていくといい」そうだ。タイやインドでも試験的にやり、アメリカのシリコンバレーにも進出を考えている。
近藤春菜(ハリセンボン)「いいですね」
坂口孝則(経営コンサルタント)「今の20代は、やってみたいという人もいます。取引先を招待することも考えられます」
文
あっちゃん