「死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからいきるときめた」原発事故避難の児童いじめ被害

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   東京電力福島第1原発事故で福島から横浜市に自主避難している中学1年の男子生徒(13)が、小学生時代に書いたいじめ被害の手記を、15日(2016年11月)に代理人の弁護士を通じて公表した。

   男子児童と家族は東日本大震災・福島原発事故のあった2011年の8月に横浜市に自主避難し、児童は横浜市立の小学校に転校した。その直後から複数の同級生から名前に「菌」をつけて呼ばれるなどのいじめが始まったという。いじめは6年生になるまでの4年間続き、手記によると次のような実態だった。

「ばいきんあつかいされて、福島の人はいじめられるとおもった」

   「○○○(加害児童名)○○(同)にはいつもけられたり、なぐられたり、ランドセルふりまわされる。かいだんではおされたりしていつどこでおこるかわかんなかったのでこわかった。」
「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった。」
「いままでいろんなはなしをしてきたけど(学校は)しんようしてくれなかった。なんかいもせんせいに言おうとすると、むしされた。」
「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた。」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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