バス運転手「ポケGOながら走行」、注意せず撮影・投稿のガイド・・・どっちも大バカ者

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   「ポケモンGO」をやりながらバスを運転している映像がネットに流れた。やる方もやる方だが、これを注意もせずに撮影してネットに投稿する方もどうかしている。

   「とくダネ!」が紹介したYouTubeの動画を見ると、走行中のバス運転手(41)がスマホの「ポケモンGO」を画面操作している。指さばきは慣れたものだ。両備ホールディングスの長距離バスの運転手で、会社は「教育が行き届いていないということでしかない」と、運転席への携帯電話やスマホの持ち込みを禁止した。運転手は悪びれた様子もなく、「動画は乗客を降ろした後のもの。撮影者は同乗していたガイドではないか」と話しているという。

「プレー禁止」警告出ても簡単に解除

   ドライブシミュレーターで、「ポケモンGO」をしながらの運転で目の動きを追ってみると、視線は前方と画面を往復するだけになり、左右はほとんど見えなくなる。直前を横断する子供の姿にもブレーキを踏まなかった(愛知工科大の協力)。

   「ポケモンGO」は、プレー中に一定速度を超えて移動すると、「安全のため、走行中のプレーは禁止です」という表示が出る。ところが、その下に「私は運転者ではありません」という表示があり、それをクリックすると再びゲーム画面に戻ることができる。

   司会の小倉智昭「スマホをやる人、やらない人、ポケモンに関しては考え方が違いますからね」

ながら運転ストップ要請の愛知・一宮市に脅迫メール

   「ポケモンGO」の「ながら運転」では、先月26日(2016年10月)、愛知・一宮市で小学4年生(9)がトラックにはねられ死亡した。一宮市はゲームの運営会社などに、運転中にゲームをできなくするよう要請書を送ることを明らかにした。すると、中野正康市長あてに「要請を取り下げろ」「火をつけるぞ」といった脅迫メールが届いた。市は脅迫性の高い10通のメールについて愛知県警に通報し、威力業務妨害の容疑で捜査が始まった。

   小倉「誰が考えたって、運転しながらゲームをするのはおかしいと思いますがね、どうなんでしょう」

   しっかりお灸を据えてやらないといけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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