「あとはドラえもんの『どこでもドア』の大きい版ぐらいしかない」
ここで長嶋が提案した解決策がなんとも奇抜だった。「バスが周りにいるだけで運転は難しい。ついブレーキを踏んじゃって渋滞のもとになる。だから、50人乗りのバスを25人乗りにして、小さくすればいいんじゃないの。水道管にボールが詰まっても、ボールが半分の大きさなら流れやすいでしょ。ただね、バスを小さくすると人件費も倍になっちゃうんだけどね」
司会の羽鳥慎一「いや、そういうことですよ」
長嶋はさらに奇抜な案を披露した。「プロデューサーに、何か提案してくれと言われて考えてきたんですけどね、もうドラえもんの『どこでもドア』の大きい版を作ればいいという案くらいしか思いつかない」
これには羽鳥も「あとで2人で話し合いましょう」と言うしかなかった。
文 バルバス | 似顔絵 池田マコト