「バスタ新宿」がかえって周辺の交通渋滞を悪化させている問題で、「10分前ルール」以外にも渋滞の原因があることを「モーニングショー」が突き止めた。10分前ルールとは、バスは発車時刻の10分前にならないとターミナル内に入れないというルールで、このためバスは走行しながら時間を調整しなければならない。
しかし、ピタリ合わせるのは神技と言われ、多くのバスが路上駐車するため渋滞を招いてしまっている。
周辺道路の規制強化であっちもこっちも数珠つなぎ
「モーニングショー」がこれも原因だとしたのは、バスタ新宿手前の西新宿1丁目交差点の動線の変化だ。これまで交差点で左折していたバスが直進するようになり、右折してバスタ新宿に入ることになった。この右折に時間がかかってしまい、後続のバスで交差点が埋まってしまうのだ。
さらに、甲州街道を駐停車禁止にしたため、タクシーの乗降が収まらず渋滞に拍車を掛けてしまっているという。
長島一茂(スポーツプロデューサー)「バスは長いのだから、簡単に右折できないことくらいなぜ予測できなかったのかね」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「予想できなかったわけはなでしょう。渋滞緩和には車の量を減らすしかないのに、1か所に集めてしまった」