若者に老眼が増えている。原因はスマホだ。子供も危ない。眼科医の梶田雅義氏は「あなたはもう45歳くらいのピント合わせですよと、10歳くらいの人に言うことがあるます」という。
若者に聞いてみると、「8時間とか普通」「ずっと使っていると、疲れたなという感じはある」「目が痛くなる」とかなり目をやられている。15~34歳で老眼の症状を訴える人は、2010年には0.3%だったが、14年には5.1%になった(眼鏡データベース)。
ここに気を付けろ!4つの予防策
司会の小倉智昭「わたしはスマホ見ている時間はそんなに長くないんですが、それでも近いところが見えないのはなぜなんですかね」
木下康太郎アナ「それは年じゃないですかねえ」
小倉「はっきり言え!」
木下は「これはその老眼とは違います。近くでスマホをジーッと見てしまうために起こるんです」と図で解説した。目のピント調整は水晶体を支える「毛様体筋」という筋肉が行う。ところが、長時間使っていると「毛様体筋」が疲れて水晶体の調整をしにくくなるのだという。
予防対策としては、(1)目から40センチは離す(2)10分に1度は目線を外す(3)風呂に入った時に目を温める(40度で10分間)(4)寝る前に見るのをやめる――などだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト