「私が副学長で大丈夫かなと思いました」
レスリング女子の吉田沙保里選手(34)が練習拠点にしている母校の至学館大学(愛知県大府市)の副学長に就任し、栄和人監督(56)と記者会見に臨んだ。「子どもたちにいろんなことを伝えていけるチャンスかなと思ったし、自分のいいところやってきたことを伝えてければいいかなと思います」と抱負を語っている。
戸惑っているのは栄監督だ。笑いながらこうぼやいた。「私を超えて副学長になることで、複雑な思いがありますねえ。吉田選手のことを何と呼んだらいいのか、どういうふうに接していけばいいのか。なぜ私が置いていかれるのだろう」
隣りで笑って聞いていた吉田は「監督の方をどういう感じで下に見たらいいのか。ハッハッハッ、それはないです。大丈夫」
系列高校センバツ出場!アルプス席で応援
至学館大学は中京裁縫女学校として1905年に創立され、2009年に中京女子大学から至学館大学に変更した。系列の至学館高校が来春(2017年)のセンバツ甲子園出場を決めている。
このニュースを伝えた石井大裕アナ「甲子園のアルプススタンドで吉田選手の応援が見られるかもしれませんよ」
文
モンブラン