名古屋ドームに近い名古屋都心の矢田公園に、毎週のようにうどんが大量に捨てられている事件で、張り込んでいた警察官がきのう10月31日(2016年)早朝、ついに犯人を捕まえた。これがなんと評判のうどん店の経営者だった。「鳥が食べたらいいなと思っていた」と話している。
警察官が張り込み
威力業務妨害で逮捕された村上幸徳容疑者(51)が経営するうどん店はランチタイムだけの営業で、午前11時半から「100杯限定」だが、メニューは200種類くらいもあり、とくに60種類以上というカレーうどんが売りだ。日曜が休みで、それ以外は開店前から客が集まる人気店だった。
残飯を捨てていた矢田公園は店から4キロほど離れたところにあり、初めは隣接する小学校の先生たちが片付けていたが、手に負えなくなって名古屋市土木事務所に依頼した。連絡を受けた警察署が防犯カメラを設置して、それらしい人物を特定し、張り込みをして捕まえた。
公園への投棄は3年前からで、月に1回程度だったが、10月に入って週に1回のペースになった。村上は店舗周辺で「ハトやノラ猫に」と餌のつもりで与えていたのだが、近隣から苦情が出てできなくなり、矢田公園に捨てるようになったという。
エサのつもりでも生ごみ不法投棄
司会の小倉智昭「動物への餌やりだったの? よくわからないねえ」
取材した岸本哲也リポーター「うどんをばら撒きますかね。鳥はいなかったですけど」
小倉「人気店で、1日に100杯限定だったら、うどんはそんなに余らないんじゃないの」
安田洋祐(経済学者)「写真を見ると、白いうどんで、カレーじゃないようです。餌をあげると数が増えて、結局、行政が処分することになるんですよ」
中江有里(俳優)「これ、周囲から見れば生ゴミですよね。理解できない」
小倉「せっかくうまいうどん作っていて、自分で首を絞めるかね」