訳のわからない面白さで世界中で人気となっているピコ太郎が、先週28日の金曜日(2016年10月28日)に日本外国特派員協会に招かれて会見した。ヒョウ柄の衣装で現れたピコ太郎は、さっそく「I have a Pen・・・」と「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を披露した。
アメリカ・ビルボード誌の「全米トップ100」にランクインした世界で最も短い曲(45秒)ということでギネス世界記録に認定され、この会見で認定書が贈られた。再生回数4億5000万回を超えたというから驚きだ。
なぜか通じた「arigato,ariga-tamakikouji」
世界的にプレイクした感想を聞かれて、「驚き桃の木20世紀でございます」、世界中に伝えたいのは「ありが玉置浩二」なんてダジャレを連発し、通訳の担当者も右往左往。ところが、「arigato,ariga-tamakikouji」という直訳には笑いが起こった。
司会者が「名士は多いが、ピコ太郎さんほど有名な方をお招きしたことはありません」というと、「光栄なことです。こういうのを聞いていると、きのうまで白髪だったのが、自力で真っ黒になりました。滑ってますけど」と、これまた意味不明のコメントだ。
さらに、「PPAPが広がってからまだ1か月ぐらいしか経ってない。まだ給料日も来てないので、バイトは続けてます。最近は、カナブンにツノをつけて、カブトムシと言って売っているバイトです」なんてジョークも出たが、これもスベった。
今後の展望を聞かれると、「できるだけ多くの国に行って、一緒にリンゴにペンを挿したいです。1個だけ言いたいんですが、カバー動画で実際にペンをリンゴに刺している人がいます。あれはもったいないです」