高樹沙耶と「大麻」で議論 その時、元麻取官が抱いた疑念

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   元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者と同居中の男2人が沖縄・石垣島の自宅に乾燥大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された。

   厚労省関東信越厚生局麻薬取締部の調べで、逮捕された男のうち森山繁成容疑者は「大麻は私のものです」と容疑を認めているが、高樹容疑者は「私のものではない」と容疑を否認しているという。自宅からは数十グラムの乾燥大麻、大麻の葉を巻くための紙、使用した痕跡がある吸引用のパイプが見つかっている。

   番組にゲスト出演した高濱良次・元麻薬取締官「見つかった大麻の量の多さから常習性があると考えていい。普通は1回に使用する量は0.3~0.5グラム、見つかった数十グラムは数百回分に相当する」と話す。

「大麻はゲートウェイドラッグ」

   また高濱元麻薬取締官は、今(2016)年7月にテレビ番組で大麻の合法化にこだわる高樹容疑者と議論したさい、「過去の経験から、彼女は大麻を常習しているのではと疑いを持った」という。

   「では、高樹容疑者の大麻との出会いはいつだったのか?」(夏目三久キャスター)。

   高樹容疑者自ら「18歳で初めて吸引したり食べたりした」と話し、その後も外国へ行ったときには大麻を使用したことを認めている。さらにこんなことも「お酒、たばこ、チョコレートよりも安心、安全で多幸感が得られる。アンチエイジングには最高の植物と信じている」。

   2012年「大麻草検証委員会の幹事になる」と表明、大麻の合法化を訴えたことで所属事務所から見放され女優業を辞め、石垣島に1500坪の土地を購入し移住。自宅の傍らに宿泊施設を建てて経営していた。

   今年7月には参院選に新党改革から出馬し、「医療用大麻の合法化」を訴えたが、落選した。

   TBS解説室長の松嶋博子「大麻はゲートウェイドラッグと呼ばれている。これが入り口でさらに依存性が高い覚せい剤やコカイン、危険ドラッグに入り込む。若い世代は絶対やってはいけないと強く訴えたいですね」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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