米大統領選「クリントン当確」最後のTV討論もトランプ支離滅裂

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   アメリカ大統領選の最後の候補者テレビ討論が、日本時間のきのう20日(2016年10月)にラスベガスで開かれた。白いスーツで現れたクリントンと赤いネクタイのトランプは今回も握手はせず、激しい非難の応酬となった。

セクハラ告発に「私の好みではない。性的暴行をしたくなるほど魅力的でない」

   クリントンが9年前にトランプが司会をしていたテレビ番組で、出演女性がキスされ体を触られるなど少なくとも9人が被害にあったとしてきすると、トランプは真っ赤になって反駁した。「私の好みではない。性的暴行をしたくなるほど魅力的でない」と墓穴を掘り、「でっちあげだ。うそっぱち、嘘八百だ。彼女らは売名行為で、クリントン陣営が仕組んだんだ」とわめく。

   さらに、「トランプ氏は日本や韓国が核兵器を持てと言っている」と批判すると、「言っていない。アメリカが日本などにだまされて大金を投じている」と言いたい放題だ。クリントンから「まったくおかしい。こういう候補は初めてだ」とやられると、「いやな女だな」と吐き捨てた。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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