IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は、「五輪・パラリンピックのイベントのいくつかを東日本被災地でやるアイデアを持っている。たとえば、日本チームが参加する野球の第一試合をやれば、パワフルなメッセージを発信することにつながる」と語った。
実際に可能な話なのか。追加競技としてこの8月(2016年)にきまった野球・ソフトボールの会場には、福島県の福島、郡山、いわきの3市が招致に名乗りを上げているが、まだ決まってはいない。野球場なら日本各地にある。12月のIOC理事会で決まる見通しだ。
したたかIOC会長「小池提案日はだんまり決め込みサプライズ提案」
サイエンス作家の竹内薫「バッハ会長はボート・カヌー会場にはだんまりを決め込んで、復興五輪はこれですよと提案した。政治的というか、したたかというか。小池さんを封じ込んだイメージがありますね」
これには小池知事も「心から歓迎する」と受け入れた。本来なら日本がもっと復興五輪を前面に押し出すべきだろう。
モンブラン