「赤ちゃん用液体ミルク」国内でも販売!溶かす必要なくいつでもどこでも

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   菅義偉官房長官がきのう17日(2016年10月)の記者会見で、おやと思われるような発言をした。乳児用の液体ミルクのことだ。「(男女共同参画会議の専門調査会で)男性の育児参加を進めるうえで、乳児用液体ミルクは有効であるという意見があった」として、国内販売を認める方向で検討に入るという。

東日本大震災・熊本地震でも重宝

   現在、国内で使われている粉末ミルクは熱湯で溶かして常温に冷まさなくてはならない。時間がかかるし、お湯を持参しなくてはならない。液体ミルクは紙パックやペットボトルに入っていて、蓋を開けて吸い口を締めると、すぐに飲ませることができる。外国の例だと、無菌状態で密閉し、数か月から1年ほど常温で保存可能だという。

   日本ではこれまで液体ミルクを想定した法令が整備されていなかった。日本で注目されたのは東日本大震災のときに救援物資として届けられ、お湯や水が使用できないところでもそのまま飲ませられるので重宝された。熊本地震でもフィンランドの企業から提供された。

母親は負担減、父親も育児参加・・・なぜ今までなかったの?

   政府は業界団体に液体ミルクの安全性の試験を求め、今年度内に方針をまとめる予定だ。ママの負担軽減だけでなく、パパも育児に参加しやすくなる。

   司会の加藤浩次「これは便利だね。森君(アナ)は子育ての最中だから」

   森圭介アナ「便利です。時間短縮になるし。なんで今までなかったのかしら」

   本当にそうだね。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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