気軽に声掛けの標語募集
司会の夏目三久「ホームドアの設置がなかなか進みませんね。今すぐでも私たちにできることは何ですか」
龍崎孝(流通経済大教授)「1つは、私たちが視覚障害の方を見かけたときに、相手の方に負担のないような共通した声のかけ方、標語みたいなモデルを作ってくれれば、気軽の声をかける勇気が持てると思います。もう1つは、喫緊の課題なので、期限限定でホームドアの設置費用を運賃に積み上げてもいいと思います。一人10円ずつ積み上げ、ドアが完成すれば元に戻せばいい。そうした思い切った工夫が必要ではないでしょうか」
視覚障害者に声掛けする標語は、インターネットで応募を呼びかければ簡単に集まりそうだ。駅構内やホームに目立つように表示すれば効果もあるだろう。何もせずにいれば事故は続く。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト