地元の期待ふくらむ「宮城・長沼ボート場」五輪開催!小池都知事あす現地視察

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   東京五輪のボート・カヌー競技場問題で、小池都知事はあす15日(2016年10月)に宮城県登米市の長沼ボート場を視察する。建設費が当初設計の7・5倍の519億円にもふくれ上がった「海の森水上公園」の代替候補地として挙がっている競技場だ。

   宮城県の村井嘉浩知事は「実際に見ていただいて、空気感を得て、こちらがいいと思えば進んでいただきたい」と話す。「スッキリ!!」はきのう13日に取材に出かけていた。

「大震災仮設住宅」2部屋を1部屋にして選手村

   阿部祐二リポーターが行ってみると、登米市内には「東京五輪を長沼ボート場に」という看板が10か所に立っていた。市民は「復興五輪といいますから、東日本大震災の地区から復興の言葉を生かしたい」と話す。

   被災者用仮設住宅を選手村に使うためのリフォーム工事が行われていた。2部屋を1部屋にし、天井は2メートル以上の高さだ。近くの住民は「使われたらうれしいですね。自分たちが住んだところを話題にして選手との会話ができる」と期待を寄せる。

埼玉・戸田ボート場も売り込み「都心から近いし、何より淡水コース」

   もう一つの代替候補地、埼玉県の戸田ボート場に近い彩湖にもおととい12日に行った阿部リポーターは、「ここは風も波もない」と改めて立地の良さを確認した。戸田ボート場で練習する学生選手は「都心から近いし、一番大きいメリットは淡水であること」と話す。ただ、こちらは整備に「海の森」を上回る558億円がかかる。

   司会の加藤浩次「建設費用、アクセスなどそれぞれにメリット、デメリットがあるんですね。小池知事は都政のウミを出そうという気持ちはあるだろうけど、候補地の人たちの気持ちも大事にしてほしいですね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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