慶應大学の「ミス慶應コンテスト」は主催する広告学研究会の未成年飲酒で中止になったとされていたが、実は強姦事件だった。菊川怜キャスターが「男子学生数人が女子大生に酒を大量に飲ませたうえ、集団で暴行したとして、神奈川県警が捜査を始めています」と伝えた。
暴行があったのは神奈川県葉山町にある広告学研究会の合宿所で、9月2日(2016年)に研究会が開いていた葉山海岸の海の家の片付けが行われ、女子学生は手伝いを頼まれて参加したという。その後、合宿所で1、2年生の男子学生6人と食事をして酒を飲み、事件になった。呆れた事に、暴行の様子をスマホで撮影されたという。合宿所の近所の人は、女子学生の叫び声を聞いていたという。
大学当局は事実知りながら警察届け出も公表もせず
慶應大学が研究会の解散を命じた理由は「未成年の飲酒」だったが、大学当局は「強姦」の事実を知りながら明かさなかった。ホームページで「大学の調査には限界があります」「事件性を確認できない事案を公表はできない」「警察等において解明されるべきであると考えます」としている。
取材した平野早苗リポーターによると、広告学研究会は大正13年(1924年)設立。現在は70人が所属しており、海の家の経営、ミス慶應コンテストの主催、機関紙の発行という3つの活動グループに分かれているという。問題を起こしたのは海の家グループだが、これは葉山で50年以上も続いているという。
「犯罪止める学生もいなかった」異常な校風
司会の小倉智昭「計画的とも見えますね」
古市憲寿(社会学者)「犯罪ですよね。こういうことでしか仲間意識が作れないとしたら、異常な風土だったのかなという気がします」
宋美玄(産婦人科医)「大学は言い逃れという感じ。東大でも似たようなことがありましたね。名門と言われる大学の男子学生は、女性との付き合いでちょっとおごりがあるかなという気がします」
平野「止める人がいなかったというのが・・・」
小倉「かなりの辱めを受けている。気の毒ですよね」
バカはどこにでもいる。