きのう12日(2016年10月)午後2時50分ごろ、埼玉県新座市の地下を走る東京電力の送電ケーブルから出火、東京の11区で約59万軒が停電した。午後3時半ごろに目撃者が撮影した現場映像には、地下から黒煙が噴出し、激しい火花も出ていた。別の目撃者映像でも5メールくらいの火柱が近くの建物よりも高く立ち上っていた。
撮影した男性は「もうまっ黒で、爆発も3回ぐらいあった」と話し、近くの住民は「家の中までタイヤが燃えるような臭いがしました」と証言する。鎮まらない火災に、午後5時半ごろには穴の中にドライアイスを投入され、午後6時ごろにやっと鎮火に向かった。
今年6月に目視点検
停電で豊島や練馬区などを中心に都内200か所で信号が消え、霞が関の官庁街や警視庁も停電した。西武新宿線や池袋線は最大1時間半にわたりストップ、9万人に影響した。
火災の原因は地下6・5メートルにあるケーブルが破損したためらしく、東電は絶縁部分にトラブルが起き、亀裂が入ったところへ電気の火花が散ったと説明した。問題のケーブルは敷設から35年以上たつ。年1回、今年は6月に目視で点検し、異常はなかったという。
司会の加藤浩次「耐久年数50年ぐらいと考えられているそうですね」
坂口孝則(経営コンサルタント)「ほかにも点検方法はありますが、コストがかかります。日本は世界でも停電の少ない国です」
加藤「少ないから、起きるとビックリしますよ」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト