小池百合子VS蓮舫「代理戦争」東京10区補選!候補者より目立つ勝負カラーで応援

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   衆院東京10区の補欠選挙がきのう11日(2016年10月)に告示され、東京都の小池百合子知事は自民党公認候補の若狭勝氏(59)、民進党の蓮舫代表は民進党公認で野党4党の統一候補の鈴木庸介氏(40)の応援に駆け付け支持を訴えた。小池氏は都知事選と同じグリーン、蓮舫氏は白の勝負カラー。女性同士の戦いだけに候補者本人よりも注目された。

足元見られた安倍自民党「小池新党怖い」

   日本テレビ政治部官邸キャンプの青山和弘氏は、小池氏と自民党の狙いについてこう解説する。「自民党は処分対象だった若狭さんを公認するという、なりふり構わない戦略に出たわけです。小池知事は大変人気が高いですし、敵に回して新党でも作られてしまったら、次の衆院選挙にも影響が出ます。いまは小池知事と一緒にやった方が得策と判断したのでしょう。小池知事も都議会自民党と対立しても、安倍政権とがっちりスクラムを組んでいれば、プレッシャーをかけてもらう立場になりますね」

   民進党の蓮舫氏についてはどうか。青山氏は「蓮舫代表は選挙に強いということで代表になった側面が強いですね。たとえ戦いが厳しくとも、蓮舫代表だから票が伸びたねといった効果が出るかどうか。民進党にとってそれが大きなポイントです。もし結果が結び付かなかったとなれば、蓮舫代表の求心力に大きな影響が出てくる可能性があります」

負けても善戦で党内固め狙う蓮舫

   萱野稔人(津田塾大学教授)も「蓮舫さんは党内の地盤が盤石であるわけではありません。ここで票が出せないと求心力が一気に低下すると思います。善戦すれば、改めて船出に出るということも可能です。それとやはり、国政に対する影響が大きいですね。年明け解散も囁かれていますので、今回の選挙によって政局ががらっと動くことも十分ありますので、全国的に注目される選挙ですね」と語る。

   司会の加藤浩二「女性の対決みたいにいわれていますが、裏の部分を見ておかないといけませんね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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