8日(2016年10月)、岡山発出雲市行きの深夜特急電車「やくも29号」で、うとうとしていた女性客のスニーカーの片足だけが消えた。3年前から同様の事件が10件起きていて、いずれも通路側の座席だ。午後11時過ぎで、乗客はちらほら、大半が眠っていた。
女性客が座席周辺を捜していると、男性が近寄ってたずねた。張り込み中の鉄道警察隊員だった。事情を聞いて、車内の聞き込みを開始。女性の3列前にいた男性に「リュックの中身を見せてもらえるか」とたずねると、男はあっさりとスニーカーを差し出した。
なぜか片足だけ・・・眠り込んでるスキ狙う
窃盗容疑で逮捕されたのは松江市在住の土木建築関係の会社員、伊藤哲也(43)で、「間違いない。他にもやった」と供述している。わざわざ岡山まで出かけ、帰りを深夜特急に合わせて、眠り込んでいる女性の靴ばかりを狙ったのだという。「やくも」車内では2013年9月ころから20~40代の女性の靴、サンダル、パンプスが盗まれていた。伊藤の犯行の可能性が強まっている。
司会の小倉智昭「なんで、『やくも』じゃないといけなかったんだろうね」
笠井信輔ニュースデスク「寝ている女性が多いこと、混みすぎていないことなどがあります」
小倉「中学校の頃、好きな女の子の下駄箱に入っている運動靴を持ったりする子がいましたね」
菊川怜キャスター「小倉さんも?」
小倉「僕はうらやましいなと思って見ていました」
笠井「2000円だし、片足だと転売もできないし、やっぱり靴マニアなんでしょうか」
小倉「2000円のために特急券買って旅をするなんて不思議だよね」
中江有里(俳優)「靴フェチでしょうが、3列前に座っていたのは、女性が困っているのを確認したかったのか。普通なら、盗んだら離れるでしょう」
小倉「好みの女性だったのかも」