小池百合子都知事はきのう6日(2016年10月)、都庁に近い新宿区内のホテルで自民党の二階俊博・幹事長と会談し、若狭勝参院議員が自民党公認で立候補する東京10区の衆院補欠選挙の協力を約束した。小池知事は上機嫌で「一番事情に詳しい私がしっかりと束ねて勝利に導くよう要請されました」と話した。
二階氏も「撃ち方やめで、これから処分しようという計画はない」と語った。
都議が涙流して質問
自民党都議にも変化が見えた。豊洲新市場の盛り土問題を審議している経済・港湾委員会で、都市場長の岸本良一氏が頭を下げたあと、質問に立った自民党の田中豪都議は「このような質疑をするのは辛いです」と涙ぐんで、「市場長の言葉をしっかりと受け止め、信頼回復に取り組んでいただきたい」と語った。
よくわからない。自民党は事態収拾に向かったと見るのがいいのか。都と自民党がグルだったといってるようなものではないのか。
司会の小倉智昭「市場長を責めるから泣いてるわけじゃないんでしょう?」
阿部悦子リポーター「見抜けなかった僕たちも申し訳なかったということでした」
都連も「このまま敵役は損だ」
小倉「(二階・小池会談は)自民党が歩み寄ったということでしょう。当然、(小池氏の敵だった)都議会にも影響が出てくるんじゃないかなあ。小池さんに乗るという判断もありうる」
中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「今の小池さんの勢いに乗ろうということでしょうね」
小倉「自民党の都連だって、そんなにバカじゃないでしょう。反発していたら都民の感情も悪くなる。都議会が順調に行けば、オリンピックも豊洲も早くケリがつくんだからね」
文 ヤンヤン